こんにちは、( ,_ノ` )です。
突然ですが、現在hayabusaサーバーの量産型を作成しています。
サーバー名は「ハイブリッドTigerサーバー」です。
hayabusaサーバーとして大成功を収めた tiger3552サーバーの構成を踏まえて、
・CPUは「Intel Core i7」シリーズの「930 2.800GHz」
・メモリサイズは「12GB:3x4GBトリプルチャネル」(最大24GBまで増設可能)
・記憶装置は「Intel X25-M 80GB SSD」と「250GB HDD」
を搭載した、サーバーの処理能力が10倍アップで消費電力が今までと同じ
ハイブリッドな構成でエコロジカルなサーバーとなります。
このサーバーを動かすOSとしてFreeBSD 8.0R(amd64)に挑戦します。
FreeBSD 8.0R では、ULEスケジューラーの改良やSuperpages対応など、
新しい機能が追加されています。
OSのバージョンアップにより、
ハイブリッドTigerサーバーの更なる能力アップが期待されます。
量産型ハイブリッドTigerサーバーが完成したら改めてご報告いたします。
【追記】
「ハイブリッドTigerサーバー」のdmesgはこちらです。
FreeBSD 8.0R をインストールする際に、
2ch特化型サーバスレッド Part49 の290にありました方法で、
ahci.koを有効にしてからインストールを行っています。
手順:
・ブートメニューで6を押してブートローダに戻る
・load ahci でahci.koを読み込む
・boot でインストーラー起動まで行って普通にインストール
・CD抜いた後の初回起動だけ同じ手順でahci.koを読ませて起動後に
/boot/loader.conf に ahci_load="YES" を記入する
# kldstat
Id Refs Address Size Name
1 5 0xffffffff80100000 d16380 kernel
2 1 0xffffffff80e17000 b1b0 ahci.ko
|
で、ahci.koが有効になっている事を確認しています。
2ch特化型サーバスレッド Part53 の407で、FreeBSD 8.0R はおススメできない、
とのご指摘いただきました。
まずは FreeBSD 8.0R でこのサーバーの構築を進めて、
FreeBSD 8.1R がリリースされたらすぐに用意できるよう準備を進めます。
【追記】
今回のセットアップでは、新たにソースを持ってきてパッチあてを行ってから、
コンパイルを行っています。
cd /usr
fetch ソースファイルのURL
tar zxvf ソースファイル
cd /usr/src
パッチファイルの取得とパッチあて
make buildworld
make buildkernel KERNEL=ATIGER6481
make installkernel KERNEL=ATIGER6481
make installworld
|
今回はエラーも無く、スムーズにカーネルの再構築が完了しました。
FreeBSD tiger3553.maido3.com 8.0-RELEASE FreeBSD 8.0-RELEASE #0: Fri Jul 2 21:53:09 UTC 2010
root@tiger3553.maido3.com:/home/service/obj/usr/src/sys/ATIGER6481 amd64
|
パッチあてを行うと8.0-RELEASE-p*となる筈ですが、
なぜか「-p*」が付いていません。
でもパッチは正常に適用されている事を確認しましたのでセットアップを続けます。
【追記】
各種パッケージのインストールが完了しました。
現在動作チェック中です。
今回、OSをFreeBSD 8.0にした事により有効なった機能はこちらです。
Superpagesの対応
システム性能を左右する重要な要素の一つにTLBというのがあり、
メモリサイズの増加やメモリをたくさん消費するアプリケーションの登場により、
TLBの使用効率が下がり、システム性能の低下につながっていました。
Superpagesはメモリの消費を抑えつつTLBを効率的に使用する機能です。
Superpagesは各種ベンチテストにおいて、システムのパフォーマンスが
130%に向上した事を確認したとアナウンスされています。
ファイルシステムのパフォーマンス改善
共有vnodeロックという物の改善により、
ファイルシステムのパフォーマンスが向上したとアナウンスされています。
# Perl 5.8.9 にバージョンアップ
FreeBSD 8.0 では Perl のバージョンが 5.8.9 にアップグレードしました。
OSのバージョンアップにより、
ハイブリッドTigerサーバーの更なる能力アップが期待されます。
動作チェックが終わりましたらこちらのサーバーで
ベンチマークソフトを動かしてみます。
【追記】
今回はすんなりとセットアップが進んだ…と思いましたが、
2ch特化型サーバスレッド Part53 の419で、インストール前に
ahci.koを有効にしたにもかかわらずBIOSの設定でハードディスクの
動作モードをAHCIにしていないため効果が無いとのご指摘を頂きました。
ありがとうございます。
OS のインストールからやり直します。
【追記】
ハイブリッドTigerサーバーの再インストールが完了しました。
再インストール後の dmesgはこちらです。
ハードディスクをAHCIモードで動かすためのインストール方法
1、BIOSでハードディスクの動作モードを「AHCI」に変更する
2、ブートメニューで「6番」を選択する
3、「OK」と表示されたら「load ahci」と入力する
4、再び「OK」と表示されたら「boot」と入力する
5、OSのインストールを行う
6、インストールが終わってサーバーを再起動する時、2〜4の手順をもう一度実行する
7、サーバーが起動したら/boot/loader.confに「ahci_load="YES"」を追加する
8、サーバー再起動
AHCIを有効にするとdmesgでこのような項目が表示されます。
ahci0: port 0xa000-0xa007,0x9c00-0x9c03,0x9880-0x9887,0x9800- 0x9803,0x9480-0x949f mem 0xfabda000-0xfabda7ff irq 19 at device 31.2 on pci0
ahci0: [ITHREAD]
ahci0: AHCI v1.20 with 6 3Gbps ports, Port Multiplier not supported
ahcich0: at channel 0 on ahci0
ahcich0: [ITHREAD]
ahcich1: at channel 1 on ahci0
ahcich1: [ITHREAD]
ahcich2: at channel 2 on ahci0
ahcich2: [ITHREAD]
ahcich3: at channel 3 on ahci0
ahcich3: [ITHREAD]
ahcich4: at channel 4 on ahci0
ahcich4: [ITHREAD]
ahcich5: at channel 5 on ahci0
ahcich5: [ITHREAD]
|
前回セットアップした際にはHDDが「ad4」、SSDが「ad6」となっていましたが、
AHCIを有効にするとHDDが「ada0」、SSDが「ada1」となります。
ada0 at ahcich0 bus 0 target 0 lun 0
ada0: ATA/ATAPI-8 SATA 2.x device
ada0: 300.000MB/s transfers
ada0: 476940MB (976773168 512 byte sectors: 16H 63S/T 16383C)
ada0: Native Command Queueing enabled
ada1 at ahcich1 bus 0 target 0 lun 0
ada1: ATA/ATAPI-7 SATA 2.x device
ada1: 300.000MB/s transfers
ada1: 76319MB (156301488 512 byte sectors: 16H 63S/T 16383C)
ada1: Native Command Queueing enabled
|
最後の方に「Native Command Queueing enabled」と、
NCQが有効になっている事が表示されています。
また、パッチをあてたソースを使っても「-p*」が表示されなかった件について、
カーネルの再構築を行う際に cvsupで取ってきたソースにパッチをあてて使用した所、
「-p*」が表示されるようになりました。
FreeBSD tiger3553.maido3.com 8.0-RELEASE-p3 FreeBSD 8.0-RELEASE-p3 #0: Mon Jul 5 01:50:59 UTC 2010 root@tiger3553.maido3.com:/home/service/obj/usr/src/sys/ATIGER6481 amd64
|
前回のセットアップは、sysinstallで取ってきたソースにパッチをあてて使用しましたが、
そちらではパッチをあてる際に応答要求のメッセージが出ず、「-p*」も付きません
(パッチは当たっている)でしたが、今回はcvsupで取ってきたソースにパッチを
あてる際は応答要求のメッセージが表示されました。
現在、サーバーセットアップ中です。
【追記】
ディスクの動作モードを「AHCI」で動かすと、今までの smartmontools 5.37_2 では
SMART情報を取得する事が出来なくなるようですが、smartmontools 5.39 から
adaX デバイスがサポートされているそうなので、そちらをインストールしてみます。
1、smartmontoolsからsmartmontools-5.39.1.tar.gzをダウンロードする
2、サーバーにアップロードして解凍する
3、インストール
# ./configure
......(configure メッセージ)
# make
......(make メッセージ)
# make install
......(make install メッセージ)
|
以下のコマンドで SMART情報を取得できました。
# smartctl -d atacam -A /dev/ada1
smartctl 5.39.1 2010-01-28 r3054 [FreeBSD 8.0-RELEASE-p3 amd64] (local build)
Copyright (C) 2002-10 by Bruce Allen, http://smartmontools.sourceforge.net
=== START OF READ SMART DATA SECTION ===
SMART Attributes Data Structure revision number: 5
Vendor Specific SMART Attributes with Thresholds:
ID# ATTRIBUTE_NAME FLAG VALUE WORST THRESH TYPE UPDATED WHEN_FAILED RAW_VALUE
3 Spin_Up_Time 0x0020 100 100 000 Old_age Offline - 0
4 Start_Stop_Count 0x0030 100 100 000 Old_age Offline - 0
5 Reallocated_Sector_Ct 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 0
9 Power_On_Hours 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 60
12 Power_Cycle_Count 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 37
192 Power-Off_Retract_Count 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 11
225 Load_Cycle_Count 0x0030 200 200 000 Old_age Offline - 3972
226 Load-in_Time 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 5332
227 Torq-amp_Count 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 1
228 Power-off_Retract_Count 0x0032 100 100 000 Old_age Always - 1090409494
232 Available_Reservd_Space 0x0033 100 100 010 Pre-fail Always - 0
233 Media_Wearout_Indicator 0x0032 099 099 000 Old_age Always - 0
184 End-to-End_Error 0x0033 100 100 099 Pre-fail Always - 0
|
【追記】
量産型ハイブリッドTigerサーバーのセットアップが完了しました。
サーバースペックはこちらになります。
サーバースペック
・CPU:Intel Core i7 CPU 930 @ 2.800GHz
・MEM:12 GB (3x 4GB トリプルチャネル)
・HDD:Seagate Barracuda 7200.10 500GB
Model<Seagate ST3500418AS CC38>
・SSD:X25-M Solid-State Drive 80GB SATA-2 2.5(G2)
Model<INTEL SSDSA2M080G2GC 2CV102HD>
・100Mbps 完全帯域保証
転送量グラフ→http://traffic.maido3.com/Z75e/H46u/1H2E/
・FreeBSD 8.0R amd64
・Apache 2.2.10
|
今回のサーバーは、100Mbps 完全帯域保証です。
サーバーセッティングは、kamomeサーバーのチューニングをベースに、
hayabusaサーバーから「rtprioによるlogbufferとspeedy_backendの活入れ」
を導入しています。
いつでもご利用いただける状態です。
2ch特化型サーバスレッド Part54 の185でご質問いただきました、
SSDのSMART情報取得スクリプトを、このサーバー上で動かしてみました。
1、/etc/group の operator に run-smartctl.sh を実行するユーザーを追加
2、run-smartctl.sh の設置
3、run-smartctl.sh を直接実行する
_service/ に出来あがったファイルには時間だけが記録されていました。
2010/07/05 16:46:12
2010/07/05 16:48:14
:
ユーザーアカウントで直接コマンドを実行してみましたが、
"Permission denied"と言われます。
:~/bin$ smartctl -d atacam -A /dev/ada1
smartctl 5.39.1 2010-01-28 r3054 [FreeBSD 8.0-RELEASE-p3 amd64] (local build)
Copyright (C) 2002-10 by Bruce Allen, http://smartmontools.sourceforge.net
Smartctl open device: /dev/ada1 failed: Permission denied
|
/etc/group の operator にユーザーを追加する方法では読めないようです。
色々と調べてみます。
2ch特化型サーバスレッド Part54でご質問いただきました
ls -l /dev/ada* の結果はこのようになっております。
crw-r----- 1 root operator 0, 99 Jul 5 01:47 /dev/ada0
crw-r----- 1 root operator 0, 101 Jul 5 01:47 /dev/ada0s1
crw-r----- 1 root operator 0, 103 Jul 5 01:47 /dev/ada0s1a
crw-r----- 1 root operator 0, 104 Jul 5 01:47 /dev/ada0s1b
crw-r----- 1 root operator 0, 105 Jul 5 01:47 /dev/ada0s1d
crw-r----- 1 root operator 0, 106 Jul 5 01:47 /dev/ada0s1e
crw-r----- 1 root operator 0, 100 Jul 5 01:47 /dev/ada1
crw-r----- 1 root operator 0, 102 Jul 5 01:47 /dev/ada1s1
crw-r----- 1 root operator 0, 107 Jul 5 01:47 /dev/ada1s1d
crw-r----- 1 root operator 0, 108 Jul 5 01:47 /dev/ada1s1e
|
【追記】
ifconfig の結果はこちらです。
100baseTX <full-duplex>で認識されています。
サーバーの再起動などを何度か行っておりますが、
half-duplex になるなどの問題は今の所発生していません。
ファイルの転送テストでも、100Mbps の転送速度が出ている事を確認しました。
em0: flags=8843<UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST> metric 0 mtu 1500
options=19b<RXCSUM,TXCSUM,VLAN_MTU,VLAN_HWTAGGING,VLAN_HWCSUM,TSO4>
ether 00:30:48:b8:11:36
inet 206.223.149.150 netmask 0xffffff00 broadcast 206.223.149.255
inet 206.223.149.154 netmask 0xffffffff broadcast 206.223.149.154
media: Ethernet 100baseTX <full-duplex>
status: active
|
/etc/group の operator にユーザーを追加した件について、
一度ログアウトしてログインしてから smartctl を試してみましたが同じ結果となりました。
また、ユーザーアカウントから shut down が出来るので
operator への追加は出来ているようです。
また、ユーザーアカウントから smartctl -h でヘルプを見る事が出来ます。
========================================================================
BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.2)
System: tiger3553.maido3.com: FreeBSD
OS: FreeBSD -- 8.0-RELEASE-p3 -- FreeBSD 8.0-RELEASE-p3 #0:
Mon Jul 5 01:50:59 UTC 2010
root@tiger3553.maido3.com:/home/service/obj/usr/src/sys/ATIGER6481
Machine: amd64 (ATIGER6481)
Language: en_US.utf8 (charmap=, collate=)
CPU: no details available
12:19AM up 48 mins, 1 user, load averages: 0.00, 0.00, 0.00; runlevel
------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: Mon Jul 05 2010 00:19:02 - 00:47:08
unknown CPUs in system; running 1 parallel copy of tests
Dhrystone 2 using register variables 18693780.1 lps (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone 3773.6 MWIPS (9.8 s, 7 samples)
Execl Throughput 3446.6 lps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 137979.4 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 156391.6 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 99115.5 KBps (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput 1556824.2 lps (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching 220374.4 lps (10.0 s, 7 samples)
Process Creation 10632.7 lps (30.2 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent) 5476.6 lpm (60.2 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent) 1341.1 lpm (60.2 s, 2 samples)
System Call Overhead 933518.3 lps (10.0 s, 7 samples)
System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX
Dhrystone 2 using register variables 116700.0 18693780.1 1601.9
Double-Precision Whetstone 55.0 3773.6 686.1
Execl Throughput 43.0 3446.6 801.5
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 137979.4 348.4
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 156391.6 945.0
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 99115.5 170.9
Pipe Throughput 12440.0 1556824.2 1251.5
Pipe-based Context Switching 4000.0 220374.4 550.9
Process Creation 126.0 10632.7 843.9
Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 5476.6 1291.6
Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 1341.1 2235.2
System Call Overhead 15000.0 933518.3 622.3
========
System Benchmarks Index Score 781.4
------------------------------------------------------------------
|